
01はじめに
カメラにはモード切り替えという機能が大抵ついています。メーカーによって呼び名や機能は多少異なるのですが、このモードダイヤルを切り替えることによって素早く環境に適した写真を撮ることができるようになります。
02モードダイヤルの名称


ここに2種類のダイヤルモードがあります。
それぞれ各メーカーによって表記の仕方が異なります。
左のシンプルなアイコンで表記されているのはNikonの製品によくみられます。
一方右側の方は少しわかりにくいですがこちらはCanonの製品によくみられます。
この2つのトップメーカーに絞ってお話を進めていきます。
アイコン | 説明 |
P | プログラムオート:カメラが自動で調整 |
Tv | シャッター速度優先 (Canon):シャッター以外がオートになる |
S | シャッター速度優先 (Nikon):シャッター以外がオートになる |
Av | 絞り優先 (Canon):絞り以外がオートになる |
A | 絞り優先 (Nikon):絞り以外がオートになる |
M | マニュアル:全ての設定をマニュアルで行う |
C | カスタム:好みの設定を保存することができる |
03どんな時に使うの?
- (P)プログラムオート
- シャッターチャンスがあまりないものの撮影
- 色合いや明るさだけ調節したい場合
- (S,Tv)シャッター速度優先
- スポーツや動きの速い動物を撮影する場合
- (A,Av)絞り優先
- 背景をぼかしたい場合など
- 全体をピントのあった写真にしたい場合
- (A,Av)絞り優先
- 花火や星空などを長時間露出する場合など
- (C)カスタム
- 室内など照明や背景などが変わらない場所で撮影をする機会が多い場合
04その他のダイヤル
アイコン | 説明 |
![]() | 風景:風景の全体をクリアに撮影 |
![]() | クローズアップ:小さな被写体を撮影する |
![]() | ポートレート:背景を大きくぼかして撮影 |
![]() | キッズ:子どもや動きの速い被写体の撮影 |
![]() | 夜景ポートレート:夜景を背にした人物撮影 |