
01はじめに
写真を綺麗に撮る際には様々なルール、マナー、注意点などがあります。それを自然に意識して撮影できるようになれば、あなたは立派な初級カメラマンになれます。もちろんこれだけではプロのカメラマンに近づくにはエベレスト級に高い難関が待っています。
まずは最初から少しずついきましょう!!
02チェックしておきたい撮影確認事項
撮影時に気をつけなければならないいくつかの項目があります。私が気をつけている注意事項はざっくりと5つほどあります。
1. 光を常に意識する
光の当たり方は特に重要で簡単に写真を活かしたりダメにしてしまいます。 屋内での撮影の場合、十分な光があるか否か(窓などの自然光や照明など)を確認し撮影する際にどのくらいの光量が必要なのかを調べてから撮影するようにすると無駄なショットが減ります。
逆に屋外の撮影の場合、太陽の光または月や夜の照明などの光原を気にする必要があります。
常に被写体に対して光がどのくらい必要なのかを知る必要があります。
少し難しいなと思ったら試し撮りを習慣にするように心がけると良いです。ISO, 絞り、シャッタースピード全てに関係してくるからです。
また、あえて光を味方にして独特な写真を作り出すこともできます。
逆光を使った撮影
逆光をあえて使った例には、左のグラスのように透明さを活かしたものや、
右の遺跡の中から光を写すことによって奥行きが感じられ神秘的な表現を作ることができます。
半逆光を使った撮影
半逆光を使った例は、光が当たっているものを映し出すことで
直接の逆光を防いでくれさらに写真を表情豊かなものにしてくれます。
長時間露光での撮影
長時間露光で代表的なのがこの流れているものを線で結んでいるかのような
滑らかさは長時間露光ならではの得意とするところです。
2. 被写体をよく知る
被写体を知るというのは、どう言ったものを撮影するのかを考慮して準備するということです。
例えば、静物、自然、夜景、花火、スポーツ、人物 と言った具合にフォーカスする物をはっきりと理解していなければなりません。闇雲にただシャッターを押していたのでは、後で何を撮っていたのか分からなくなってしまいます。
よく動く被写体にはシャッタースピードの調節をしなければいけないのですが、設定が1/80秒以下の遅いシャッタースピードではブレてしまいますので注意が必要です。
3. 構図を考える
被写体をどう撮るかをあらかじめ想像しておいた上で撮影に臨むと良いです。構図やアングルを少し変えるだけで違う雰囲気を作り出すことができます。
構図についてはまた詳しくお話ししていこうと思いますので更新をお待ちください。
背景はシンプルに!!邪魔な物が入っていないように片付けたり、動かせそうも無い物ならば立ち位置や角度を変えてみるのも一つの方法です。また、シンプルすぎるものは小道具などを使ってバランスをとると良いです。
4. 道具を使う
三脚を使うとより安定した写真が撮れます。
--レンズの種類 (望遠、単焦点、広角など)、
--ストロボ、
--背景紙、
--反射板、
--リモートコントロールは必要か?
5. 撮影マナーに気を配る
当たり前のことなのですが、この当たり前ができない人も残念ながらいらっしゃいますので最後に追加しました。
* 撮影可能かどうか確認する
* 周りの人に気を配る
* ゴミを捨てない
* 動かしたものは元に戻す
* 人物や指定建造物などの写真は無断で使用してはいけない