
01紙の種類
紙の種類は様々で色々な用途に使用されています。例えば本や雑誌、新聞に至るまで紙の色合い質感がガラリと変わります。印刷で使用される主な紙の特徴を知ることで用途毎にデザインを対応させることができます。
02よく使用される紙の種類
上質紙
最も多く使用されている紙です。コピー用紙などの用途が一般的に多いです。紙の表面は加工をしていないので、ざらざらしています。パルプを100%使用しています。*またコピー機の熱によるカール防止加工が施されているのが一般的です。
アート紙
表面加工をしているため表面は滑らかで、光沢があるのが特徴です。コート紙に比べると塗工量が多く写真の多い印刷物に使用されています。印刷用としては最高級のもので、画集や写真集など色を重視するものにしようされます。
コート紙
上質紙などの表面にコート材を塗布して表面を滑らかに加工しています。アート紙よりも安く品質をたくさん下げずに仕上げることができます。用途としては折り込み広告などによく使用されています。その他、雑誌やカレンダー、書籍、リーフレットなどに多く使用されています。
- マット紙
- コート紙の種類の1つで光沢のないツヤ消し加工を施してあるコート紙のことです。光の反射を抑えた髪質なので写真入りの文字やイラストなどの印刷に適しています。
- 光沢紙
- 光沢のある加工を施してあるコート紙のことです。写真などの印刷に適しています。
再生紙
古紙を梳き直し再生利用した紙です。配合率が1%でも再生紙といい、再生紙として販売する場合は『古紙パルプ配合率xx%以上』と表示しなければならないようです。主に教育現場や新聞紙などに多く利用されています。