
01はじめに
ベジェ曲線とは、フランスの自動車メーカーさん達が作った曲線を描くために用いる数式を指します。滑らかな曲線を描くことができるのでこのベジェ曲線を使わずには、Illustraorを使いこなすことができません。苦手意識は誰にでもありますが、繰り返し同じ作業を繰り返すことにより克服できるものでもあります。
02ベジェ曲線の仕組み
ベジェ曲線はアンカーポイント、セグメント、ハンドルの3つから成り立っています。 始点から終点までをパスと言います。

03ツールについて
ベジェ曲線を描く上で必要なツールはペンツールと言われ、4つのツールに分かれています。

僕は一番上のペンツールだけを使用しています。残りのツールはキーボードを使用して切り替えています。
Adobeのソフトを使用する上でショートカットキーは時短には欠かせません。
是非、何度も使用してショートカットを覚えてくださいね。
ちなみにカーソルをペンツールに切り替えるショットカットキーは P です。
ショートカットを忘れてもペンツールを開くとわかるように(P)と表示されているので忘れたら何度でもこの文字を見て覚えるようにしましょう。
では、パスを拡大して説明して行きますね。

まず初めにペンツールでクリックする際に表示されるのがこの * マークです。これは今から描くパスの始めを表しています。
では、4つ点を作り、四角を作って行きます。

元の場所へ戻ってきた際に現れるこの○マークはパスを閉じると言う意味を指します。
パスを閉じる理由は色、パターン、マスキング、など範囲を指定するためです。

では、ここから少し複雑な動作をして行きます。
Optionキーを押して見てください。するとVを逆さにしたようなマークが現れます。
これはアンカーポイントのハンドルを表示させ編集するためのツールです。
あくまでも元のツールはペンツールですのでOptionキーを話すと元のペンツールに戻ります。

アンカーポイントからハンドルが現れました。
一度ハンドルを放し、Optionキーを押したままハンドルを動かすと
片方だけのハンドルを動かすことができます。

では、次にセグメント上にカーソルを当てて見ます。
すると(+)のマークがカーソルの右側に表示され、これはアンカーポイントの追加を意味します。

では、次に⌘を押して作業をします。これはダイレクト選択ツールとして使用することができます。
実際に動かして見ましょう。⇧(shiftキー)をさらに抑えることで垂直に移動できます。

もうお分かりかと思いますが、最後に現れたこの(-)マークはアンカーポイントの削除を意味します。

何度も繰り返し使用することで、快適にベジェ曲線を操ることができるようになります。これらは最もよく使用するショートカットですので是非マスターしてくださいね。