
01Width Toolを使いこなす
グラデーションが進化するとイラストもより写実的になってきますよね。
今回紹介するのは、簡単なレッスンです。
フレームにパスのアウトライン化をせずに直接グラデーションを作る方法です。
このチュートリアルを始める前にレッスンファイルをダウンロードしてください。
02進化したグラデーション(CS6より新しくなりました)
今回はワイドツールと言う機能を使ってこの花瓶を作っていきます。

1. 直線を作ります
まず始めに、ペンツールで線幅15ptの直線を作ります。

2. ワイドツールを選択
線を選択したまま、ツールパネルにあるワイドツールを選択します。

3. 幅を変える
線の中心から横にスライドさせると幅が変わります。好きな形の花瓶を作ってみましょう。

4. 花瓶を作る
線幅を大胆に大きくしちゃいます。思い切って200ptまであげちゃいましょう!あ、もちろんワイドツールで下のように作っても構いません。でも、今回は線幅を変えたらどうなるのか?って言う実験のつもりで線幅を大きくしてみました。
ずっしりとした花瓶になりました。

5. 色の選択
次にこのまま選択した状態でグラデーションパネルから色を選びます。
せっかくの花瓶なので色をガラスのような色にしてみましょう。
透明なグラデーションを作りましたので、次の手順でインストールして下さい。
1、スウォッチパネルの左下にあるライブラリアイコンを開きます。

2、下の方にある「その他」を選択します。

3、ダウンロードしたファイルを選択
最初にダウンロードしたファイルの中にあるillustrator001-swatch.aiを選択して開くをクリックします。
こんな風に新しいスォッチが現れたと思います。その中にblue Pinkの2種類のグラデーションを用意しました。

6. グラデーションパネルに戻る
花瓶が選択されている事と、フレームが前面に出ている事を確認してスォッチから色をクリックします。

7. ストロークアイコンの一番右のアイコンを選択

このような花瓶になったでしょうか?

03さらに追加してみる編
花瓶だけでは、なんだか寂しいわぁ…
と思われると思いまして、急いでお花を摘んできました。
同フォルダ内にある001-flower.aiを開きお花をコピーしてきます。

早速レイヤーを花瓶とお花に分け、お花は花瓶の下へ移動しておきます。

お花を好きな位置へ移動させます。
でも、なんだか…変。

そうです!お水が入っていないんです!
そんなわけで、今回のレッスンをもう一度復習して見る為にお水を入れます。
では、新しくお水用のレイヤー作ります。

好きな位置まで線をペンツールで描きます。

ワイドツールを使って広げます。この手順を覚えていますか?焦らず何度もやりましょうね。

お水の色は…水色…にしましょうね。

花瓶にお水が入りました。底の部分を少し浮かせてあげて下さいね。

ちょっとこの水…にごり過ぎてますよね。
メニューバーにある不透明度を50%くらいにしてみましょう!40%くらいでも良いですね。

そんなこんなで完成です。うまくお花を生ける事ができたでしょうか?

最後までレッスンをやり通してくれてありがとうございます。自分なりの作品を作ってみてくださいね。