
01新しい切り抜きツール
従来の切り抜きツールと違ってこれは便利になりました。あぁ〜切っちゃったぁ〜保存しちゃったよ〜 なんて事が仮に起こってしまっても、もう怖くありません。
02切り抜きツールを使う
まず始めに、photoshopの切り抜きツールを選択します。 選択すると画面の上に日本語版では「切り抜いたピクセルを削除」 英語版では「Delete Cropped Pixels」と言うチェックボックスが現れます。 通常はチェックが入っていますが、チェックを外し作業します。
左の部分を切り抜きします。カーソルを右にずらし調節します。

今までのバージョンでは切り抜いた画像はヒストリーに残っている限り戻せましたがその間の作業も戻る事になりますよね。これでは作業効率が落ちます。 ところが今回新しくなったのは、切り抜いた後でもデータを残しつつ作業できます。そして、好きなだけもとに戻す事ができます。 このチェックボックスのチェックを外すことを忘れないようにして下さい。

さて、このチェックボックスにチェックを入れたままだとどうなるか…

従来通り、このように元の画像データは失われてしまいます。
ポイント
保存方法ですが、psdデータはもちろん切り抜いた画像のデータも残されています。 しかし、ビットマップデータ(jpg, gif, tiff, pdf, eps)にしてしまうと画像は見た目で保存されてしまう為、切り抜く前のデータは失われます。 デザイナーさんは常にバックアップデータを保存しているので(いついつのデータと言われてすぐに出せるように)、バックアップを残しておきましょうね。