
最近、自己中の人が際立って目につきます。
自分さえ良ければ〜ダメもとで言ってみよう〜などと相手のことなど、なりふり構わず行動する人多くなってきましたね。
はっきり言ってこう言う人たちが苦手です。日本語で言うと厚かましいと言うのでしょうか?
英語ではfreeloaderと言って嫌われがちです。
ダメもとで言ってみよう〜なんてアメリカでは嫌われるだけです。
日本にいた時の友達が時々連絡してくるのですが、その内容は、、、
「今度、会社を立ち上げるんだけど名刺とか作ってもらえるかな?ロゴとかもまだなくて、、、」
「もちろん、大丈夫、友人割引するよ」っと申し出ると
「えっタダじゃないの?」っと。
デザイナーのみなさんこんな体験しょっちゅうあったんじゃないでしょうか?
義理人情で仕事をしてはいけません。
こう言う人たちは、またやってきます。「今度、友達が〜〜、知り合いが〜〜」っと縁が切れるまで続きます。
もちろん、こんな友人なんて必要もないわけですが、こんなふうに聞かれるだけで、
あぁこの人もそうだったのか。っと残念に思います。
同じような人生を辿って来た方ならこんな事はしょっちゅうだったのではないでしょうか?
美大へ行っていた時、絵を描いていると決まって、「私にも描いて!」っと。
当然、答えは水彩とかざっくりしたものなら良いよ(早く終わるし細かく描かなくて良いから)
でも、彼らが望んでいるのは写真のような油絵なんですよね。しかもタダで欲しいわけです。
油絵の具高いんですけど、、、時間もかなりかかるんですけど、、、
せめて材料費くらいは考えてくれてもいいんじゃないでしょうか?
お金もらわずにボランティアでやるほど時間もお金も余っているわけではないんですよ
なので、油絵が欲しいと言われたら決まって時間ができたらね。っと逃げます。
え〜〜〜っ!ケチって思う人が多いと思います。
でも、よく考えてみてください、人の時間を使うわけですから当然対価を払うべきだと思います。
美容師だからと言って髪を切ってパーマをかけて髪の毛を染めて、、、って時間も材料費もかかるわけですよ。
毎回タダでやってくれるプロの美容師は何人いますか?
そんなこんなで昔から人にたかる人達は本当に嫌いでした。アメリカに来てからは最悪ですよね。
同じ日本人なんだから〜協力し合おうよ〜って。僕に何をしてくれるのですか??
協力したけれど、その後は自分たちが使われたくないから連絡が来なくなる人が大半です。
日本人だから、、、、だから怖いんですっと言いたいです。笑
「お金の切れ目が縁の切れ目」小さい頃はかなり下品な言葉だと思っていたのですが、今は、まさに的を得ているすごい言葉だと思います。実際に、タダでやってくれないんだったらいいや〜って人が多すぎます。
フリーローダー達は「あの人に連絡してご飯に誘おう」、なんて気軽に言いますが、目的はその友人に会うのではなく、お金を払ってくれる友人にあっているんですよ。情けない限りです。
そんなタカリ屋さん達、アメリカでは嫌われ者だと言うことを覚えておいてください。
それでも、毎回連絡をくれてお仕事をくれるアメリカ在住の日本人の方もいます。
こう言う人を最近は凄く尊敬できます。
お互い苦しい状況にもかかわらず、気にかけてくれて仕事をくれたりするわけですから、当然こちらも感謝の気持ちに商品を買ったり、デザイン料の値引きなどを考えます。
しかし、こんな状況だからこそFreeloader(最初からタダでしてもらいたい気満々な貪欲な人)には、今後も厳しく接していきたいと思います。
似たような環境の中にいるあなたも気をつけてください。
人に利用されても利用してもいけないんです。